写真・カメラ講座 フィルムの話 2

おはようございます。 masa です

1週間 間が開いてしまいました^^すみません。

前回は フィルムの種類、用途の間違った知識を
改善していただけたのではないでしょうか?

そして 今回は フィルムの話 2

また フィルム?

いえいえ レンズ付きフィルムの話です。
いわゆる 写るんですの話です。

ネタ元はネットの友達とカメラの話から
写るんですってまだあるんですねぇ~と言う話になって
今、巷では中高生に人気との事なので・・・

そして ネットで写るんですの事を書いているブログを
あちこち見ましたが、結構間違いが多かったので
情報の修正と言う意味で今回この話題となりました。

今現在の写るんですの種類は ⇒ こちら (FujiFilm公式ページ)

以前よりパワーアップしてますが
無くなった写るんですもありますね。

写るんですパノラマとか昔ありました(これは全然売れませんでしたw)
シンプルエース これは結構使い勝手が良かったのでキティ子ラボとかありました。

久しぶりにHPを覗いて思った事。

なぜ 1600フィルムを使うかなぁ~
フィルムの使い方は前回お話した通り。

前回のお話は  ⇒ こちら

写るんですに1600・・・使い方がわかるユーザーが
どれだけいるのか・・・

フィルムの感度が高ければ綺麗な写真が撮れるって
フジフィルムが言ってるってなんか可笑しいと思っています。

フィルムの特性を熟知しているはずのメーカーが
シャッタースピードを200にしたいが為に1600にした

としか思えないんですよねぇ

現像・プリントもしていた私ですが、
こんな写るんですで真夏に昼間に撮られたら
フィルムが 露光 超オーバーで写真としてプリントできないです。

夕方や夜、そしてストロボを使って
1.5mほどの距離だと綺麗に写るかなぁ?って感じですね。

ちょっと話がずれました^^

中高生に人気の写るんです。

購入して開封して最初に巻き上げて
シャッターを押したらそれで1枚撮影完了。

今のデジタルカメラやスマホですぐに
撮れたかどうか確認できる便利なものに比べて

写真屋さんに現像に出さないと確認できないのが
うけてるみたいです。

写るんです 綺麗な撮り方

実はパッケージに簡単な操作が書いてあります。
その中にフラッシュ距離と言うものがあります。

平均 0.8m~∞ と書いてると思います。

これは どんなに近くても0.8mは離れて
ストロボを使ってくださいね?って意味なんです。

写るんですは

レンズ固定、シャッタースピード固定
ストロボ光量固定 で作れられています。
(なので 変更する所はフィルムしかないのですが^^)

0.8mは、離れていても暗闇で顔を映すと
正直言って露光オーバーでネガは真っ黒です。
まぁ プリントする時点で補正をするので
普通の写真として出来上がりはしますけどね。

つまり最低1mは離れた方が綺麗な写真が撮れます。
(夕方~暗闇の時)

昼間はどうでしょうか?

昼間は調整がほとんど出来ないです。
写るんですに搭載されているフィルム感度は
大体 ISO400 、ISO800 ですので
せめて、夏の海ではISO400の写るんですを選んで欲しいですね。

それと 他のサイトで見かけたのが
写るんですは 最後まで撮影しないと現像に出せない

とちょっと間違った事を書かれていたサイトがあったので
それは はっきりと 間違いです。と言わせて頂きます。

たとえば 27枚撮りの写るんですを
10枚ほどしか撮ってなくても
現像に出す事はもちろん可能です。

ただ 残りの17枚は未露光として現像されます。
もちろん10枚はちゃんと写真になります。

ただ絶対にやってはいけないことは

中の仕組みが見たくなって
ご自分で写るんですをバラバラにすること。

レンズ付きフィルムの特性上
一般ユーザーが中のフィルムを取り出すと
100% 光が入ってしまって

せっかく撮影した記念の写真が
パーって事になります。

ちゃんとした手順があるのですが
これは写るんですユーザーは知らない方がいいです。

楽しい写真を撮る事だけ、そして出来上がった写真で
思いでを語るのが一番だと思います。

もちろん私は出来ますw
写真を現像・焼付けもしていたんですから^^

普通に今フィルムの写真を撮ったらいくら掛かるでしょうか?

写るんです(800円~1400程度)
現像料   500円~800円程度
プリント料 1枚 25円~35円程度
27枚  700円~1000円程度
CD-R   500円程度

プリントを注文せずとも 最低で
27枚の写真と撮ってデジタルデータにしてもらって
1700円程度ですので スマホに比べるとかなりの割高ですね

だから デジタルの様になんでもかんでも
撮るんでは無くて一枚一枚考えて撮影していたんです。

それでも 時代といいますか、
そんな不便さが高校生に受けるんですね。